善意に疲れることは誰にでも起こる
パートナーの善意は無駄にしたくない、でもその気遣いが重く感じる、そっとしておいてほしい。そう思うことは、誰にでも起こり得ることです。
優しさはありがたいものですが、心が限界に近いと「善意を受け止める力」が残っていないときもあります。励まされるほど苦しくなる、「大丈夫?」と言われるほど「大丈夫じゃない」と言えなくなる、期待に応えられない自分を責めてしまう——そんな気持ちになることもあるでしょう。
でも、そんな気持ちになる自分を責めないでください。もしかすると、相手の気持ちを受け止められないほど、心が疲れているサインなのかもしれません。
パートナー以外に打ち明けられる人を見つけよう
つらい気持ちを吐き出す相手は、必ずしもパートナーである必要はありません。パートナー以外に気持ちを打ち明けられる場を持つことも、選択肢のひとつです。気持ちを聞いてもらえる場所があるだけで、心の負担は軽くなります。
ただし、その役割を身近な人だけに求め続けることは、あまりおすすめできません。あなたのつらい気持ちを一身に受け止め続けた結果、相談相手自身が精神的に追い込まれてしまうかもしれません。また、相手に遠慮して本音を言えなくなってしまうこともあるでしょう。
安心して気持ちを吐き出したいのであれば、専門家に相談することも検討してみましょう。通院しているクリニックにカウンセリングルームがあれば、そちらを利用するのもひとつの方法です。もしクリニックに相談できる場所がない場合や、医療機関以外で話を聞いてほしい場合は、行政などが設けている相談窓口を利用するのもよいでしょう。

第三者に間に入ってもらおう
ただ、中にはパートナーに今の自分の気持ちも理解してほしいと感じる人もいるでしょう。そのような場合は、カップルカウンセリングなどを活用するのもおすすめです。
最初から2人で相談に行くことが難しい場合は、まずは一人で相談に行くことも可能です。その中で「パートナーにも自分の気持ちを知ってほしい」という思いを伝えれば、2人のコミュニケーションが円滑になるよう、間に入ってサポートしてもらうこともできます。
第三者が関わることで、まずはパートナーに何を伝えたいのかを、落ち着いて一つひとつ整理できます。自分ではうまく言葉にできなかった気持ちを代わりに伝えてもらえたり、相手の思いを客観的に聞けたりすることは、大きな助けになるでしょう。
また、カウンセリングは「どうすればお互いが少しでも楽になれるか」を一緒に考える場でもあります。2人だけで抱え込まず、専門家の力を借りることで、関係を守りながら気持ちを共有する道が開けることもあるでしょう。
お互いの心を守る関係を築いていこう
相手の善意を大切にしたい気持ちは、誰にでもある自然な思いです。しかし、相手の思いばかりを尊重していると、いつしか自分の心が疲弊してしまいます。
これからの長い人生を一緒に歩んでいくパートナーだからこそ、自分のつらさや弱さも安心して伝えられる関係でありたいもの。とはいえ、無理に我慢を続けるのではなく、外部の力を借りながら気持ちを整えることも、パートナーとの関係を守るための前向きな選択です。
お互いが少しでも楽に過ごせる形を探しながら、支え合える関係を育てていきましょう。










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