出産後の「自分が自分じゃない感じ」、話しにくいですよね。言いにくいお気持ちを、そっと言葉にしてくれてありがとうございます。
この感覚は、多くのお母さんにとってとてもデリケートで、誰に話していいのか悩むこともあると思います。
産後は別人へと変わってしまうのではなく、自然に変化していく時期
赤ちゃんを産み育てるということは、それまでの自分とまったく同じままでできることではありません。体も心も生活も、赤ちゃんとの暮らしに合わせて少しずつ形を変えていきます。それは、わが子を守り育てるための自然な変化です。
実際に「出産してから好きな食べ物が変わった」「急に不安になることが増えた」「逆に、前より気楽に考えられるようになった」という声もあります。こうした変化に気づくお母さんは少なくありません。
自分はとまどっているのに、周りから「みんなそうだよ」「たいしたことじゃないよ」と言われるとつらいですよね。「やっぱり私だけが変なのかな」と、孤独を感じてしまうこともあるかもしれません。
産後の自分の変化について、「なんでこうなったんだろう」と急いで答えを探そうとしなくても大丈夫。まずは変化を責めずに、「そうなんだね」と自分をやさしく受け止めてみてはいかがでしょうか。
そのうえで、その変化が「ちょっとしんどいな」と感じられる日があるのも、もちろん自然なことです。
お母さんになっても、あなたはあなたのままです。まずは、自分自身を安心させる時間を持つことが、とても大切です。

お母さんではなく「自分」でいられる時間をつくる
例えば、赤ちゃんをパートナーにお願いして、ひとりでゆっくりお風呂に浸かる。
産後ケアの場で、おいしいごはんを落ち着いて味わう。
気を張らずに話せる友人と、ほんの短い時間でも会っておしゃべりする。
そんな小さな「自分に戻る時間」が、心の呼吸を助けてくれます。
孤独を抱えたままでいなくても大丈夫
身近な人に話しても気持ちが届かない、むしろ孤独が深まってしまうように感じるときは、1人で抱えなくて大丈夫です。
専門家に相談することも、とてもよい対処方法です。産後ケアで助産師にお話ししたり、子育て支援センターの相談員さんを頼ってみてください。
あなたの気持ちをそのまま受け止めてくれる場所は、必ずあります。
お子さんが生まれてから、毎日よくがんばってきましたね。今は少し深呼吸して、自分の時間も取り戻してみましょう。















